遠藤さん
  • グループホームぼだいじ
  • ケアワーカー
  • 副所長
  • 2015年4月入社
  • 中途採用
  • なぜ近江ちいろば会で働くことになったのですか?

    母がデイサービスの仕事をしていた影響で、福祉の仕事に関心を持ちました。福祉を知ろうと、キリスト教系列の福祉の大学に行きました。実習先のソーシャルワーカーさんを見て、人の為に尽くされる姿を見て、自分も人の役に立てるようになりたいと思いました。その方はクリスチャンでした。私の母もクリスチャンです。就活時、クリスチャンで母の尊敬する牧師さんのお父さんの後宮俊夫氏が経営されている近江ちいろば会のグループホームの募集の話がありました。心が健康で働き続けられる事が大事だと思っていました。私もお世話になり尊敬している牧師さんのお父さんの所なら間違い無いと、信じ働かせて頂きたいと思いました。しかし、グループホームの採用は決まっており、最初は別法人でした同じ後宮氏が経営のデイサービスのおしどりで働かせていただく事になりました。12年後、仕事をさせていただくうち組織的な働きができる場での、経験が自分には必要と感じられました。その時は森口館長がちいろば会を指揮されていました。迷った時にはここに立ち返れば良いという、キリスト教の人にしてもらいたい事を人にもしなさいという基本理念が土台にあり、且つ、組織としての働きが学び成長できる、ちいろば会に憧れ、ご縁があり働かせていただける事になりました。そしてちいろば会のデイサービスを2か所経験させて頂いて、今は20年前ちいろば会と出会うきっかけとなったグループホームで働かせていただいております。おしどりでお出会いした人々、ちいろば会でお出会いする方々の愛(隣人愛)に支えられて、心身共に健康で働いて来れました。自分も、入居者さんにも、職員にも隣人愛を感じていただけるような仕事ができるよう目指しております。

  • 入職して、よい意味で驚いたことはありますか?

    最初のオリエンーションで、各所長さんからお話しをお聞きしました。皆さん、各部署を成長させるために、現状維持でなく、新しい取り組みを考えておられ、前向きな姿勢に感銘を受けました。

  • 従業員にとっての近江ちいろば会の魅力は何ですか?

    まず、所長さんを初め、理念【人にしてもらいたい事を人にもしなさい】という思いやりの精神を自然に実践されている方達とお出会いできる事です。1人暮らしの私にとって、もし、コロナにかかった時は、僕が食事届けるからと、言ってくださった所長さん。腰痛で1人で受診している時、大丈夫ですか。病院送り迎えします。お互い様です。とメッセージを下さった看護師さん。苦しい時に察して支えていただいて、感動しました。

  • 今の仕事をやっていて良かったと思えることはなんですか?

    認知症の入居者さんの声にならない声を察し、自分でできるようになられた時。例えば排泄リズムを掴んで、トイレで間に合うようになったり。眠れない原因を掴んで、眠れるようになった時。尊厳を守る。できる事を増やせたと感じた時。嬉しく、役に立てた実感が持てます。

  • 目標はなんですか?

    法人の理念【人にしてもらいたいことを人にもしなさい】を判断基準に行動できるチーム。チームの目標のために役割分担し、自立し、時に助け合うチーム。自立支援を喜び合い、入居者さんも、職員も生きがいを持てるようにする事です。

  • 上司との関係性は?

    つらい時、しんどい時、[そうやな。ほんまそうやで]と話しを聞いて下さり、心が楽になります。

  • 思い出のエピソードを教えて下さい!

    大事な探しものがなくて困った時、上司があなたは現場があるから戻りなさい。と代わりに我が事のように懸命に探し見つけて下さった時は感動しました。

  • 近江ちいろば会の価値観(理念やミッション)で好きなところを教えて下さい。

    標準的にすべき事はもちろんありますが、チェック式のマニュアル的な働きでなく、理念に立って、職員が考えて、判断して仕事ができるようにする事を重んじられているいるところに、個性を発揮して働く楽しみがあります。

  • キリスト教の信仰を大事にしているちいろば会ならではの魅力を教えてください

    隣人愛の精神が、行き渡っている事です。理事長が一従業員の私の入社年を知っていて下さったり、仕事で困った時、一緒に考えて下さる姿を見て思いますし、コロナの時は事業所を超えて、看護師さんが相談に乗ってくれたり、応援を出したり、ねぎらいの飲みものを届けて下さったり、助け合いがあり、それぞれの事業所の管理者さんにその精神が行き渡っている事が魅力的です。

  • キリスト教の信仰を大事にしているちいろば会だからこその取り組みを教えてください

    キリスト教の信仰を大事にしているが、キリスト教の強要はありません。私もクリスチャンではありませんし、入職者、ご利用者もクリスチャンで無くても働くことができます。仕事中やサービス中に礼拝や讃美歌を歌うという事もありません。理念が全てである事です。また、ちいろば会を作られた後宮牧師は高齢者の尊厳が支えられて生活できる場を神さまに祈り力を与えられ、このちいろば会を作られました。その生き様を見て神様の力を信じる事、祈る事は人の心の支え強くしてくれると思いました。

  • 最後に求職者(将来、一緒に働く仲間)の方にメッセージをお願い致します。

    良い仕事がしたい、高齢者の立場になって、してほしい、したい事に気づけるよう成長したい、高齢者にも職員にも優しい介護技術を身につけたい、その思いを持ち続けて下さい。ちいろば会には成長したい職員には研修や情報のサポートが沢山あります。是非そのチャンスを掴みながら、【人にしてもらいたい事を人にもできるようになれるよう】一緒に成長していきましょう。